十両2場所目の落合が2連勝「覚悟を持って土俵に上がっている」左肩にテーピングも不安感じさせず

2023年05月15日 20:31

相撲

十両2場所目の落合が2連勝「覚悟を持って土俵に上がっている」左肩にテーピングも不安感じさせず
<夏場所2日目>勝ち名乗りを受ける落合(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【大相撲夏場所2日目 ( 2023年5月15日    東京・両国国技館 )】 十両2場所目の落合(19=宮城野部屋)が大奄美(30=追手風部屋)を寄り切って2連勝とした。
 立ち合いは相手の圧力に少し後退したが、左を差して先に右上手を取ると、引き付けながら前に出て寄り切り。「ハズで攻めたかった」と狙い通りではなかったが「前に出ようと思っていた。良い相撲ではないけど勝ててよかった」と振り返った。

 今場所は初日から左肩にテーピングを施している。4月中旬の稽古中に痛めたようだが「できる限りケアして覚悟を持って土俵に上がっているので大丈夫」と不安は見せない。初日は先場所敗れている熱海富士(20=伊勢ケ浜部屋)をもろ差し速攻で圧倒しており、ケガの影響を全く感じさせない好スタートを切った。

 史上最速の所要1場所で新十両昇進を果たした“令和の怪物”は十両2場所目でもさらにパワーアップした怪物ぶりを発揮。師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)は新十両から2場所後に新入幕を果たしているため、今場所は12勝以上の大勝ちで師匠と同じ2場所通過を目指す。「残りまだあるので、その日にできることをしっかりやろうと思います」。気を引き締め、ここからさらに白星を積み重ねていくことを見据えた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年05月15日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム