【相撲世界選手権日本代表決定戦】男子軽重量級は三輪隼斗が5度目代表切符 女子中量級は長谷川理央V

2023年05月15日 22:28

相撲

【相撲世界選手権日本代表決定戦】男子軽重量級は三輪隼斗が5度目代表切符 女子中量級は長谷川理央V
軽重量級で日本代表の座を獲得した三輪隼斗 Photo By スポニチ
 第2回全日本相撲個人体重別選手権大会が14日、東京都千代田区の靖国神社相撲場で行われた。この大会は、10月に日本で開催される世界相撲選手権大会および世界ジュニア相撲選手権大会の日本代表選考会。コロナ禍で20年以降中止が続いていた世界選手権の復活に伴い、この大会も4年ぶりに復活した。
 女子中量級は、高校時代に世界ジュニアで優勝経験のある長谷川理央(慶大2年)が全勝で制した。立ち合いから一気に押し込む出足が光っており、この階級では圧倒的な強さを見せた。

 女子軽重量級は、朝日大を昨年卒業した奥山命(23=社会福祉法人あいむ)が、昨年のワールドゲームズ中量級金メダリストの石井さくら(足立新田高3年)を破って優勝。初めての日本一に輝いて世界選手権への切符を勝ち取った。

 男子中量級は、近大出身で昨年の西日本実業団選手権中量級優勝の龍山和彦(28=鹿児島・瀬戸内町役場)が全勝で制した。過去に世界の舞台で入賞も経験している深野良太(25=山口県)と伊東良(36=日体大職員)の実力者らを破って全国初タイトルを手にした。

 男子軽重量級は、日本代表での経験豊富な三輪隼斗(28=ソディック)が大学生ら若い選手4人を下して全勝優勝。16年には115キロ級で世界一に輝き、18年の世界選手権では団体優勝に貢献した日本の“守護神”が、個人団体合わせて通算5度目の日本代表切符を獲得した。

 ▽男子 中量級(100キロ未満)
優勝 龍山和彦(28=鹿児島・瀬戸内町役場)
2位 八嶋凱登(近大3年)
3位 伊東良(36=日体大職員)

 ▽男子 軽重量級
優勝 三輪隼斗(28=ソディック)
2位 川上竜昌(日大3年)
3位 田畑奨治郎(22=岐阜県)

 ▽女子 中量級(73キロ未満)
優勝 長谷川理央(慶応義塾大2年)
2位 福里愛美(静岡県立大2年)
3位 長門美咲(神戸親和大2年)

 ▽女子 軽重量級(80キロ未満)
優勝 奥山命(23=社会福祉法人あいむ)
2位 石井さくら(東京・足立新田高3年)
3位 石川乃愛(日大3年)

おすすめテーマ

2023年05月15日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム