ティンバーウルブスのアンダーソンが中国国籍を取得 W杯に中国代表として参戦

2023年07月25日 08:22

バスケット

ティンバーウルブスのアンダーソンが中国国籍を取得 W杯に中国代表として参戦
中国国籍を取得したティンバーウルブスのカイル・アンダーソン(AP) Photo By スポニチ
 昨季NBAのティンバーウルブスで69試合に出場して9・4得点、5・3リバウンド、4・9アシストをマークしていたフォワードのカイル・アンダーソン(29=206センチ、104キロ)が中国国籍を取得。24日に中国バスケットボール協会の姚明会長(40=元ロケッツ)が明らかにしたもので、同選手はその後、8月25日に開幕するバスケットボール男子のW杯に中国代表として出場する意向を示した。
 ニューヨーク市出身のアンダーソンはUCLAから2014年のドラフトで全体30番目に指名されてスパーズ入り。NBAではグリズリーズ時代を含めて通算574試合に出場して7・0得点、4・5リバウンド、2・6アシストという成績を残している。各部門で突出した数値は残していないが、安定感のあるオールラウンダーとして活躍。ディフェンス力もあり、昨季は46試合で先発していた。

 ESPNによれば、同選手の母方の祖母はジャマイカ出身でその父親が中国人。中国はすでに18人の代表候補選手を発表しているが、最終登録(12人)はW杯開幕直前で、その中にアンダーソンが入るものと見られている。

 W杯の予選グループでで中国はセルビア、南スーダン、プエルトリコと同じB組(フィリピン開催)。8月25日の初戦ではセルビアと対戦するが、セルビアではNBAナゲッツのニコラ・ヨキッチ(28)がW杯には出場しないことになった。

 なお中国は二重国籍については厳格な姿勢を示しているが、アンダーソンが米国籍を放棄したのかについては明らかになっていない。

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