【世界水泳】本多灯は全体5位で決勝進出 男子200Mバタ

2023年07月25日 21:53

競泳

【世界水泳】本多灯は全体5位で決勝進出 男子200Mバタ
<世界水泳 競泳 男子200メートルバタフライ 準決勝>決勝進出を決めた本多(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳世界選手権第12日 ( 2023年7月25日    福岡 )】 男子200メートルバタフライ準決勝で、前回銅メダルの本多灯(21=イトマン東京)は1分45秒43で全体5位となり、26日の決勝に進出。森本哲平(21=イトマン近代)は1分55秒36の全体10位で敗退した。本多は予選をトップ通過し、2組の第4レーンで登場。最初の50メートルのターンは2番手だったが、6レーンを泳いだレオン・マルシャン(21=フランス)らに抜かれて組4位でフィニッシュした。
 23日の400メートル個人メドレーは予選で敗退。決勝ではマルシャンが“水の怪物”と称されたマイケル・フェルプス(米国)のタイムを15年ぶりに塗り替える驚異的な世界記録で優勝した。レースを観戦した本多は「こんなヤツと勝負するのか…」と一瞬、ひるんだが「4個メ(400メートル個人メドレー)は4個メ。2バタ(200メートルバタフライ)は2バタ」と気持ちを切り替えて本命種目に臨んだ。

 今大会は世界記録保持者の絶対王者クリストフ・ミラク(23=ハンガリー)が欠場。背中を追い続ける存在が不在だが、本多は「多少はショックを受けたけど、そこまでモチベーションは変わらない。自己ベストを狙う」と力を込める。自己ベストは1分52秒70。瀬戸の保持する日本記録1分52秒53を上回る1分51秒台をターゲットに決勝に挑む。

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