大会2勝目狙う石川遼が4アンダー発進、ホールアウト時点で暫定首位!「なかなか楽しい1日でした」

2023年07月27日 13:58

ゴルフ

大会2勝目狙う石川遼が4アンダー発進、ホールアウト時点で暫定首位!「なかなか楽しい1日でした」
<第90回日本プロゴルフ選手権大会初日>9番、ティーショットを放つ石川遼(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー  日本プロ選手権 第1日 ( 2023年7月27日    北海道 恵庭CC 7441ヤード、パー72 )】 ツアー通算18勝で19年以来の大会2勝目を狙う石川遼(31=CASIO)が4バーディー、ボギーなしの4アンダーで回り、ホールアウト時点で暫定首位に並んだ。
 強く深いラフにつかまっても随所でスーパーアプローチを連発。グリーン上でも冴えを見せ、難コースを攻略した。

 これぞ石川の真骨頂だった。13番パー3はティーショットを大きく左に外す。2打目は左足下がりの強烈な傾斜から。足首まで完全に埋まるラフ、ボールも沈んでいた。それでも圧巻のアプローチでピンに絡め、パーセーブ。石川自身も「脱出してもう1回、どこからアプローチするかみたいな感覚でかなり力を込めて打った。想定外に良かった」と自画自賛した。

 17番パー5のバーディーも2打目は左の深いラフに沈んだ。ロブショットでグリーンに乗せると下り3メートルのスライスラインを沈めてピンチから一転、バーディーを奪ってみせた。「たまたま距離があったところをいいパットで決めた。6(ボギー)覚悟からの4!」と笑った。

 ホールアウト時点で首位に並ぶ好発進。「自分ができるベストのスコアだったと思う。ミスショットもあり、かなり深いラフからも結構、打ったのでもっと悪くなっても全然おかしくなかった。なかなか楽しい1日でした」と振り返った。名物ホールの8番パー3(実測247ヤード)も3Uでグリーン奥にこぼしながら、最後は4メートルのパーパットを沈める粘りも見せた。

 気温は30・5度。北海道では異例の暑さとなっているが、石川はバケットハットで対策も万全。「(ひさしが)360度ありますから、日差しが真上から来る分にはかかってこいという感じですね(笑い)。関東も暑いみたいなのでラッキーとしましょう」と最後まで笑顔だった。 

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