【世界水泳】瀬戸は“水の新怪物”に完敗 レース直後にコーチにぶつけた質問とは?

2023年07月27日 23:02

競泳

【世界水泳】瀬戸は“水の新怪物”に完敗 レース直後にコーチにぶつけた質問とは?
男子200メートル個人メドレー決勝で6位に終わる瀬戸(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【水泳世界選手権第14日 ( 2023年7月27日    福岡 )】 男子200メートル個人メドレー決勝が行われ、瀬戸大也(29=CHARIS&Co.)は6位。銅メダルを獲得した400メートル個人メドレーに続く今大会2度目の表彰台を逃した。
 最初のバタフライで4位と出遅れ、最後まで見せ場を作れずにフィニッシュ。400メートル個人メドレー、200メートルバタフライとの3冠を達成したレオン・マルシャン(フランス)には1秒88の大差をつけられた。自国開催の大歓声を肌で感じるため、いつも音楽を聴いているヘッドホンを外して入場。「今の力を振り絞って泳げた。絶対的にスピードが足りなかった」と振り返った。

 目標は来夏のパリ五輪での金メダル獲得。本命種目400メートル個人メドレーでは4分2秒50の驚異的な世界記録を出したマルシャンに6秒91もの大差をつけられた。瀬戸は今大会の最終レースとなった200メートル個人メドレー決勝直後に加藤コーチに「来年のパリでレオンに勝てると思いますか?」と質問。「科学的には4分1秒80までは出せる。勝ちにいく」との答えを引き出した。

 “水の新怪物”に圧倒的な差を見せつけられても心は折れていない。ポジティブさが瀬戸の最大の武器で「ここからは加藤コーチとディスカッションしながらやっていく。マルシャン選手に勝つのは果てしない目標だが、やるべきことはすごく明確」と前を向いた。

この記事のフォト

おすすめテーマ

2023年07月27日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム