古江彩佳 トレビアン3連続バーディー締め「最後にカムバックできて良かった」

2023年07月28日 02:30

ゴルフ

古江彩佳 トレビアン3連続バーディー締め「最後にカムバックできて良かった」
<エビアン選手権>第1ラウンド、子供たちにサインする古江(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアー エビアン選手権第1日 ( 2023年7月27日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )】 今季メジャー第4戦が開幕し、米ツアー1勝の古江彩佳(23=富士通)が4バーディー、2ボギーの69でホールアウトした。前半苦しみながら3連続バーディー締めで2アンダーにまとめた。日本ツアー昨季年間女王の山下美夢有(21=加賀電子)は1アンダーの70。19年全英女子オープン覇者の渋野日向子(24=サントリー)は1オーバーの72だった。日本勢は10人が出場している。
 上々のスタートを切った古江は「どんよりしたスタートから始まって、チャンスにはつけたけど、パットで苦しんだ。最後にカムバックできて良かった」と笑顔を見せた。

 前半のインは起伏のあるグリーンにてこずった。だが後半はスイッチが切り替わったようにパットが決まる。3番で1・5メートルの下りを流し込み初バーディー。4番では微妙なパーパットを沈めた。終盤は圧巻のプレー。7番では4・5メートルをジャストタッチでカップイン。8番で2メートル、9番では1・8メートルを入れて3連続バーディーで締めた。

 「タッチが合っていなかった。キャディーのマイク(・スコット氏)と“スピードが合っていない”と話して少し意識したのが後半のバーディーにつながった」。相棒の助言も生かし巻き返した。

 ショットの精度は相変わらず。フェアウエーを外したのは1ホールだけ。18ホール中15ホールでパーオン成功。レマン湖を望むアップダウンの激しいコースにも対応した。

 6月下旬の全米女子プロは8位、7月上旬の全米女子オープンは6位。メジャー2試合連続トップ10入りした後、一時帰国。早めにフランスに入ってパリ観光を楽しんだ。「エッフェル塔、凱旋門、パンテオンを見ました。日本にはない美しさ。楽しかった」。初めての花の都を満喫してエビアンに移動した。

 この大会は21年に4位。昨年は首位発進して19位に入っており相性がいい。「明日も集中して攻めのプレーができればいい」。メジャー初優勝に向けてギアを上げていく。

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