ラグビー日本代表リーチ・マイケルが3試合出場停止 22日サモア戦で人生初のレッドカード

2023年07月27日 18:58

ラグビー

ラグビー日本代表リーチ・マイケルが3試合出場停止 22日サモア戦で人生初のレッドカード
<日本・サモア>前半、TMOの結果、リーチは退場処分に(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 日本ラグビー協会は27日、22日のサモア戦(札幌ドーム)で危険なプレーによるレッドカードで退場していた日本代表FWのリーチ・マイケル(34=BL東京)への処分内容が3試合出場停止に決まったと発表した。ワールドラグビー(WR)が設けた独立規律委員会が決定。今後はWRによるコーチングの介入プログラムへの参加で出場停止が2試合に変更となる場合もあるが、今秋のW杯フランス大会へぶっつけ本番の可能性も出てきた。
 W杯に向けた国内での実戦は5試合中3試合を消化しており、残すは29日のトンガ戦(花園)と8月5日のフィジー戦(秩父宮)。処分により、リーチはこの2戦には出場できない。同26日にはイタリア代表と同国でW杯前最後の実戦に臨むが、このまま処分内容が変更されなければ、ぶっつけで9月10日のW杯1次リーグ初戦・チリ戦(トゥールーズ)を迎えることになる。

 リーチは「リポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ」第1戦として臨んだサモア戦にNo・8として出場し、10―3で迎えた前半30分、ボールキャリーしていたサモアのNo・8にタックル。その後、一時プレーは続行されたが、TMO(ビデオ判定)に持ち込まれた。故意ではないものの、相手の肩より上にぶつかる危険なタックルと判定され、人生初のレッドカードで退場。母校・札幌山の手高の後輩たちも駆けつけた“凱旋試合”でまさかの展開となり、試合も22―24で敗れていた。

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