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【大相撲福島巡業】今年初の40度超えを記録した福島で、錦木人気もにわかにヒートアップ

2023年08月05日 18:30

相撲

【大相撲福島巡業】今年初の40度超えを記録した福島で、錦木人気もにわかにヒートアップ
【大相撲福島市巡業】トークイベントでファンに挨拶する東北3人衆（青森・阿武咲、福島・若元春、岩手・錦木）　　 Photo By スポニチ
　大相撲の夏巡業は5日、福島市で行われ、名古屋場所で初土俵から103場所目で初の三賞（殊勲）を獲得した幕内・錦木（33＝伊勢ノ海部屋）がホットな夏を盛り上げいる。
　公開稽古では申し合いで6番。番数は少なめだったが大関・霧島を力強く寄り切るファンを沸かせた。稽古前には花道奥で100人近くのサインに応じるなどファンサービスにも積極的。横綱・照ノ富士を破り終盤まで優勝争いを引っ張った名古屋場所の大活躍もあり、ファンからの声援、拍手も増加し、プチブレーク中だ。この日はこの夏初めて東北全6県に「熱中警戒アラート」が発令され、福島市の隣、伊達市では今年初めて40度を記録するなど猛暑の中での巡業開催だったが、錦木人気は過熱するばかり。岩手県盛岡市出身とあり「さすがにここ（東北）では人気があってほしいですよ」と笑った。

　稽古後のトークショーでは4日の楢葉町に次いでの連続出演。「お酒好き」キャラをアピールしているだけに、質問の答えに何かと「お酒」を絡ませて館内を和ませている。

　33歳で迎える秋場所（9月10日初日、東京・両国国技館）では新三役昇進が確実。ファンの前でも「さらなる上を目指して頑張りたい」と宣言した。夏巡業は6日の仙台市に次いで8、9日に地元の岩手で開催。7日には横綱・照ノ富士が奥州市内で行う土俵入りに太刀持ちとして参加する。「出世して帰れるのはうれしい」と表情を緩めた。

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