ラグビー日本代表 国内戦1勝4敗も…姫野和樹「これからも背中を押して」ファンに訴え

2023年08月06日 00:25

ラグビー

ラグビー日本代表 国内戦1勝4敗も…姫野和樹「これからも背中を押して」ファンに訴え
<日本・フィジー>試合後、あいさつをする姫野主将(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ最終戦   日本12―35フィジー ( 2023年8月5日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 世界ランキング12位の日本は、同10位のフィジーに12―35で完敗した。試合後には共同でゲーム主将を務めたNo・8姫野和樹(トヨタ)が場内のファンに向けてあいさつ。国内5連戦を1勝4敗で終え、9月8日開幕のW杯フランス大会への期待がしぼみかねない状況で、切実な思いを訴えた。
 「国内の5試合、みなさんに結果を届けられずに悔しい思い。ただW杯という高い山に向かって、まだまだ道の途中。残り少ない時間、この結果を受け止めて、チームとして絆を持って、修正して、W杯に臨みたい」

 そう語る姫野の表情と声は強ばり、目元は赤かった。それでもスタンドに残ったファンからは、温かい声が飛んだ。

 「これからもラグビー日本代表に期待してください。そして、これからも日本代表の背中を押してください。フランスに行きますが、皆さんの声援は選手の力になります。これからも応援、よろしくお願いします」

 W杯前国内ラストゲームに駆け付けたファンは2万2137人。その半分程度とはいえ、最後までスタジアムに残り、自分たちを信じてくれる同志たちに、熱く、熱く、呼びかけた。

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