バスケ日本代表 最年長32歳比江島がチーム最多12得点でW杯メンバー入り猛アピール

2023年08月05日 04:30

バスケット

バスケ日本代表 最年長32歳比江島がチーム最多12得点でW杯メンバー入り猛アピール
<日本・ニュージーランド>敵陣に攻め込む比江島(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【バスケットボール男子 国際強化試合   日本75―94ニュージーランド ( 2023年8月4日    群馬・オープンハウスアリーナ太田 )】 W杯(25日開幕、日本など3カ国共催)を控える日本代表(世界ランク36位)がニュージーランド(同26位)に75―94で敗れた。常にリードを許す苦しい展開の中、チーム最年長の比江島慎(32=宇都宮)が16分29秒の出場で、チーム最多12得点をマーク。早ければ次戦15日のアンゴラ戦後に決定する12人のW杯メンバー入りを猛アピールした。
 崖っ縁の比江島が魅せた。第1Q残り1分38秒からコートに立つと、最初のプレーで3点シュートを成功。第2Q残り7分24分にも外からシュートを沈めた。

 その50秒後にはドライブで切り込み華麗なステップから加点。富永、原、須田、金近らとの定位置争いがし烈を極める中、存在感を示し「明日切られるかもしれないというメンタリティーで臨んでいる。チームがなかなか得点できていなかったので、点を取りにいくモードで入った」と振り返った。

 12年の日本代表デビューから11年。出場権を逃した16年リオ五輪予選、ともに全敗に終わった19年W杯、21年の東京五輪と世界の壁にはね返されてきた。

 自身3度目の世界舞台に懸ける思いは強いが、現状はW杯メンバー入りの当落線上。ホーバス監督は「マコ(比江島)はシュートもドライブも良かった。2番、3番(シューティングガード、スモールフォワード)は本当に難しい。もっと見たい」と選考に頭を悩ませていた。

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