ラブスカフニがレッドカードで出場停止へ W杯も最初の2試合出られず?どうするジョセフHC

2023年08月06日 00:13

ラグビー

ラブスカフニがレッドカードで出場停止へ W杯も最初の2試合出られず?どうするジョセフHC
<日本・フィジー>前半、退場処分を受けベンチに戻るラブスカフニ(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2023パシフィックネーションズシリーズ最終戦   東京・秩父宮ラグビー場 ( 2023年8月5日    日本12―35フィジー )】 世界ランキング12位の日本は、同10位のフィジーに12―35で完敗した。前半7分に股関節の手術からの復帰初戦となったフランカーのピーター・ラブスカフニ(東京ベイ)が、危険なタックルによるレッドカードで一発退場。残りの73分間を14人で戦う劣勢を強いられた。
 日本代表は7月22日のサモア戦でもリーチ・マイケル(BL東京)が危険なタックルでレッドカードを受け、暫定で3試合の出場停止処分を受けた。これで3試合で2人目のレッドカードという緊急事態。ラブスカフニにも同程度の処分が下される見通しで、8月26日の本番前最後のテストマッチとなるイタリア戦、W杯1次リーグのチリ戦、イングランド戦の3試合に出られない可能性が高まった。

 6月の浦安合宿では専門家を招へいして2週間、タックルなどのコリジョン(衝突)の強化に取り組んだ日本代表。スタッフや選手は異口同音に成果を口にする一方、皮肉にもタックルが原因のレッドカードが2枚も出る事態となっている。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「彼は経験のある選手。ネガティブに考えてない」と語ったが、果たして2試合に出られない選手を33人のW杯代表に選出するのか。指揮官には難しい判断が迫られる。

 試合後、ラブスカフニはミックスゾーンを通過せずに帰路に就いた。日本協会の広報担当者は「チームの判断」と説明した。

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