【バスケW杯】渡辺雄太「恥」から4年…「意地」を見せる時が来た ベネズエラ戦20時10分ティップオフ

2023年08月31日 15:46

バスケット

【バスケW杯】渡辺雄太「恥」から4年…「意地」を見せる時が来た ベネズエラ戦20時10分ティップオフ
渡辺雄太(ロイター)
 バスケットボール男子W杯の日本代表は31日、17~32位決定リーグ(沖縄アリーナ)で午後8時10分からベネズエラと対戦する。24年パリ五輪の出場権獲得へ負けられない一戦となる。
 中国での19年W杯。1次リーグを3戦全敗で終えた日本は、今年と同様に順位決定リーグに回った。対戦したのはニュージーランド、スコアは81―111。前身の世界選手権も含め、W杯史上ワーストの失点だった。

 試合後の取材エリア。大敗の感想を問われた渡辺雄太は数秒、うつむき、そして言った。「日本代表として、恥だと思う」。あまりにも重い言葉だった。

 時は流れ、23年の沖縄。日本はフィンランドからW杯で17年ぶりの勝利を挙げ、世界3位のオーストラリア相手に健闘。チームの中心には、屈辱を知る渡辺がいる。

 この日、日本バスケットボール協会のYoutubeチャンネルで「2次ラウンド進出を目指して!強豪・オーストラリア戦までの裏側に密着」が公開された。

 オーストラリア戦後の取材エリア。渡辺は「自分たちにはパリという目標があるので。こんなところで弱音を吐いている暇なんてないですし、みんなそれぞれしんどい部分だったり、痛い思いをしながらやっているので。別に自分だけじゃないんで。チームのために最後、残り2試合、走り切ります」とのコメントを残した。

 「恥」から4年、順位決定リーグの初戦はベネズエラと激突。日本代表としての意地を見せるため、渡辺は決戦のコートに立つ。

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