【バスケW杯】渡辺雄太「パリ五輪切符を決めて死ぬまで代表活動続けたい」 最終戦に向け気合充満

2023年08月31日 23:37

バスケット

【バスケW杯】渡辺雄太「パリ五輪切符を決めて死ぬまで代表活動続けたい」 最終戦に向け気合充満
スティールからダンクを叩き込む渡辺雄太(AP) Photo By AP
 【バスケットボール男子W杯順位決定リーグO組   日本86-77ベネズエラ ( 2023年8月31日    沖縄アリーナ )】 バスケットボール男子W杯順位決定リーグO組で日本(世界ランキング36位)がベネズエラ(同17位)に86-77で逆転勝利。1次リーグからの通算成績を2勝2敗とした。2日の最終戦で同64位のカボベルデに勝てば文句なし、負けても他カードの結果次第でアジア最上位が決定してパリ五輪切符を手にする。開催国枠ではない自力で五輪出場を決めれば、76年モントリオール大会以来48年ぶり。W杯の同一大会2勝は67年ウルグアイ大会以来56年ぶり2度目の快挙となった。
 エース・渡辺雄太(サンズ)は第1クオーター、開始直後にいきなり3Pシュートを決めて先制。第3Qには連続の3Pゲットで反撃ののろしを上げ、ギアを上げると同時にゾーンに入った。試合終了までチームを鼓舞し続け、終わってみれば比江島に次ぐ、21得点でチームに貢献した。

 渡辺は「ずっと相手のペースでした。それでも(観衆の)みなさんがずっと声を出してくれて、みなさんのおかげで勝ち切れました。最後まで焦りはなかった」と、観衆のパワーで自分たちのバスケットができたことを強調。「あと1つ、絶対に勝ちます。必ずパリ五輪切符を獲って、死ぬまで代表活動を続けたい!」と誓った。

 この「死ぬまで代表」という言葉にはこんな経緯がある。渡辺はW杯開幕前の壮行会で「16歳の時から13年間、代表でプレーしてきました。しかし、チームでずっと結果を残せていなかった。このチームでパリに行けなければ代表活動を最後にしようと思っている。それぐらいの覚悟でこの大会に臨んでいます」と熱く決意表明した。死ぬまで代表か、代表ラストゲームか。全てが決まる最終戦に向け、エースには最高の気合がみなぎっている。

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