新規国際大会の舞台は札幌リージェントGC

2023年09月01日 05:00

ゴルフ

新規国際大会の舞台は札幌リージェントGC
会場となる札幌リージェントゴルフ倶楽部 Photo By 提供写真
 新規国際大会「パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグby札幌リージェントゴルフ倶楽部」が9月6~8日に北海道の札幌リージェントGC旧コースで開催される。日本、米国、タイ、韓国、中国の5カ国の19大学、男女計150人が北の大地に集結。競技は3日間54ホールストロークプレーで、男女別に各校5人中上位4人の合計スコアで競う団体戦と個人戦が同時に行われる。
 新たに誕生する国際大会の舞台となるのは北海道北広島市の札幌リージェントゴルフ倶楽部。旧コース、新コース、トムソンコースの3コース(各18ホール)があり、今大会を行う旧コースは梶谷穂月氏設計、ビリー・キャスパー氏監修で74年に開場。自然のアンジュレーションを生かし、池、クリーク、バンカーが巧みに配置されたチャンピオンコースだ。

 大会の開催にあたって同ゴルフ場の高橋敏彦代表取締役は7月に都内で行われた開催記者発表で「大学生の飛距離アップに対応するため、ティーの増設や樹木の伐採など7ホールに及ぶコースの改修を行った。今後もさらなる改修をする方針」と万全の受け入れ態勢を整えていると話した。

 堀内慎二支配人も「練習場は奥行き300ヤードで大会にふさわしいものを兼ね備えていたが、コースが短かった。半年間の短期間ではあったが、素晴らしいティイングエリアになったと思う」とアウト3ホール、イン4ホールでトータル約200ヤードも距離を延長。国際大会にふさわしいコースに仕上げた結果、今大会のヤーデージは男子7063ヤード、女子6337ヤード、いずれもパー72に設定された。

 大会前日の練習日にはクラブハウスの開放的なテラスでウェルカムパーティーを実施する。バーベキューなどで各国の選手たちに楽しんでもらえるような北海道らしいものを用意しているという。

 大会は9月6日に開幕。新しく国際仕様に生まれ変わった旧コースを攻略し、初代チャンピオンに輝くのはどの国の大学か?世界基準を目指す大学生たちの熱き戦いが札幌リージェントゴルフ倶楽部から始まる。

○…世界レベルのプレーヤーを育成するステージに将来のスター候補生たちが勢ぞろいする。海外からは米国のサンノゼ州立大、ウエスタン・カロライナ大、ハワイ・パシフィック大、タイのチュラロンコン大、中国の深圳大、韓国の韓国体育大等の合同チームが参加。迎え撃つ日本は男女合わせて200人以上のプロを輩出している日大、21年マスターズ覇者・松山英樹プロの出身校の東北福祉大、今年の日本アマ王者・中野麟太朗が在学する早大のほか、明大、法大、中央学院大、福井工大など13校が出場する。

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