霧島が出稽古で若元春らに15戦全勝「スタミナをつけるのは大事」連日充実の稽古も疲れ見せず

2023年09月01日 14:09

相撲

霧島が出稽古で若元春らに15戦全勝「スタミナをつけるのは大事」連日充実の稽古も疲れ見せず
時津風部屋で若元春(右)らと申し合い稽古を行う霧島(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の大関・霧島(27=陸奥部屋)が1日、東京都墨田区の時津風部屋へ出向き、同じく出稽古に訪れた関脇・若元春(29=荒汐部屋)らと15番の申し合い稽古を行った。
 まず若元春と7番取って全勝。その後、幕内・正代(31=時津風部屋)と十両・時疾風(27=時津風部屋)も含めた3人を交互に相手して8戦全勝。この日、土俵に入ってから15番連続で相手を寄せ付けず、圧倒的な強さを見せた。

 一昨日は若元春と18番、昨日は幕内・高安(33=田子ノ浦部屋)と12番取っており、3日連続で充実の稽古内容。あす2日には横綱審議委員会の稽古総見も控えており「ケガしないで相撲が取れれば」とそこでも有意義な稽古を積むつもりだ。「いつも通り良い稽古したね」と好感触。9日後に迫った秋場所(10日初日、東京・両国国技館)へ向けハイペースで調整を進めながらも「今のところ(体調は)大丈夫」と疲れを見せず「スタミナをつけるのは大事なので」と余裕の表情だった。

 この日は、豪快な投げや一気の出足、左半身からじっくり攻めての寄りなど多彩な取り口を披露。立ち合いも差しにいったり突き放したりといろいろな形を試した。「本場所でできないことを稽古場でやっていくしかないので」。突いて良し、組んで良しの万能型の大関は、取り口の幅をさらに広げるよう模索した。

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