夏季五輪6大会出場のレジェンド寺内健が有終V 飛び込み日本選手権

2023年09月01日 16:43

飛び込み

夏季五輪6大会出場のレジェンド寺内健が有終V 飛び込み日本選手権
<飛び込み日本選手権>男子3メートルシンクロナイズド、華麗な演技を披露する坂井(左)と寺内(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【飛び込み日本選手権第1日 ( 2023年9月1日    日環アリーナ栃木 )】 男子シンクロ板飛び込み決勝で、日本選手最多タイの夏季五輪6大会出場で今大会を最後に現役を引退する寺内健(43)・坂井丞(31=ともにミキハウス)が計393・45点で優勝し、8連覇を達成。寺内はこの優勝で日本選手権で通算34個目のタイトルとなった。
 96年のアトランタ五輪に15歳で初出場した寺内は、01年世界選手権の3メートル板飛び込みで日本男子では五輪を含めて初の表彰台に立つ快挙。09年に引退したものの11年に現役復帰し、16年リオ五輪、21年東京五輪にも出場した。

 2度目の引退の引き金となった左膝には、テーピングを巻いて試合に臨んだ寺内。スタンドでは五輪柔道で史上唯一の3連覇を達成している野村忠宏氏が見守る中、有終の美を飾り、プールに別れを告げた。

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