若元春が霧島に全敗「そこに食らいつける力がないと上がれない」大関獲り再挑戦へ現状を分析

2023年09月01日 16:19

相撲

若元春が霧島に全敗「そこに食らいつける力がないと上がれない」大関獲り再挑戦へ現状を分析
時津風部屋で霧島(右)らと申し合い稽古を行った若元春(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の関脇・若元春(29=荒汐部屋)が1日、東京都墨田区の時津風部屋へ出向き、同じく出稽古に訪れた大関・霧島(27=陸奥部屋)らと16番の申し合い稽古を行った。
 一昨日に続いて霧島の胸を借りたこの日は9戦全敗。得意の左四つに持ち込んでも、両まわしを引き付ける十分な体勢になる前に先に動かれて翻弄された。「やっぱり大関強いですね」と実力差を痛感。秋場所(10日初日、東京・両国国技館)の成績次第では大関獲り継続の可能性もある中「そこに食らいつけるぐらいの力がないと(大関に)上がれない」と現状を分析した。

 幕内・正代(31=時津風部屋)とは3番取って1勝2敗。もろ差しを許して馬力負けする場面もあり「自分十分になれていない」と課題を口にした。また「元大関と現大関に囲まれて稽古できるのは幸せ」とレベルの高い稽古環境に感謝した。

 あす2日には両国国技館で横綱審議委員会の稽古総見が行われる。ここまでの調整については「巡業も(番付発表前)ギリギリまでやって、それなりに動いてきているので良いんじゃないですかね」と好感触だった。

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