早大2年の中野麟太朗は11位後退も初の予選通過!「初めての週末、自分のゴルフを見てもらいたい」

2023年09月01日 18:11

ゴルフ

早大2年の中野麟太朗は11位後退も初の予選通過!「初めての週末、自分のゴルフを見てもらいたい」
早大2年の中野麟太朗 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第2日 ( 2023年9月1日    山梨・富士桜CC=7424ヤード、パー70 )】 6月の日本アマチュア選手権を制した早大2年の中野麟太朗(19)は首位と1打差2位から出て2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73と崩れ、11位に後退した。前半は1つ伸ばして折り返すも、難度の高い後半は16番パー3でダブルボギーを叩くなど38とスコアを落とした。「疲れた1日でした。アンダーになって喜んで、ボギーに落ち込んで、最後は落ち込んだまま終わってしまいました」と振り返った。
 一時は首位立つなど初めて経験するプロでの上位争い。「予選通過が目標だったのにいつの間にか優勝が目標になってるなって。自分に期待し過ぎて上下する順位に気持ちが上下するのもまだまだまだですね」。16番パー3では右バンカーにつかまり、1度では出せずにダブルボギー。「糸がプツンと切れてしまった感じです。紙一重だったのでショックでした。後半崩れるのが課題。また逆戻りです」と悔しそうに振り返った。

 それでもプロツアー出場5戦目にして初の予選通過を決めた。「それが何より良かったです」と話す。最終18番では開き直って「どこまでも行け~っ」と思い切り1Wを振りちぎった。フェアウエーを突き抜け、池手前のラフまで飛ぶ300ヤード超のロングドライブ。キャディーを務める父・恵太さんによれば落ち込んでいた表情に力が戻ったと言う。中野自身も「1Wの当たりはかなりいい、1Wは褒められる」と胸を張った。

 初めて迎えるプロツアーでの週末。大会序盤の主役を担った19歳は「たくさんギャラリーの方も来て下さると思うので、その中で自分のゴルフを見てもらいたいです」と意気込んでいた。

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