中島啓太が終盤4連続バーディーで暫定首位浮上!ボギー先行もラウンド中に距離感修正

2023年09月01日 13:54

ゴルフ

中島啓太が終盤4連続バーディーで暫定首位浮上!ボギー先行もラウンド中に距離感修正
終盤に4連続バーディーの中島啓太 Photo By スポニチ
 【男子ゴルフツアー  フジサンケイ・クラシック第2日 ( 2023年9月1日    山梨 富士桜CC=7424ヤード、パー70 )】 首位と1打差の2位で出た中島啓太(23=フリー)が4バーディー、3ボギーの69で回り、通算4アンダーでホールアウト時点で暫定首位に浮上した。前半インで2つ落とす。後半もボギー先行となったが、3番のボギーで貴重な「気付き」があった。
 「フェアウエーから残り87ヤードを緩んでしまい、手前が駄目なのに手前にショートしてしまった」。洋芝、約1000メートルの標高などさまざまな要素が絡む中、距離感のズレはすぐに修正した。5番では残り80ヤードから3番でミスしたときと同じ60度のウエッジを握り、今度は30センチにつけた。そこから怒濤(どとう)の4連続バーディーは圧巻だった。

 ツアー屈指の難コース。後半までに3ボギーが先行も「ストレスはなく、粘れている実感があった」と話す。アマ時代を含め既に3勝。「4日間を流れで考えられるようになった」と話し、最終日のバックナインに調子のピークを持っていく術を身につけた。

 フジサンケイ・クラシックには高校時代の16年にも出場したが、2日間9オーバーで予選落ち。もしも高校時代の中島なら「17番と3番のボギーでもう切れてましたね」と笑った。

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