大の里「上を目指し、1番になれるように」 師匠の好きな「和」「気」が刻まれた化粧まわしに決意

2023年09月08日 15:26

相撲

大の里「上を目指し、1番になれるように」 師匠の好きな「和」「気」が刻まれた化粧まわしに決意
アイ工務店から化粧まわしを贈られる大の里(右は師匠の二所ノ関親方)                                Photo By スポニチ
 大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)で新十両に昇進した大の里(23=二所ノ関部屋)が8日、さいたま市内で行われた化粧まわし贈呈式に出席した。
 地方場所での宿舎提供など、二所ノ関部屋とパートナーシップを結ぶアイ工務店(本社・大阪市)から贈られた化粧まわしは、青を基調に同社のロゴマークがデザインされた。ロゴには「上を目指す」「一番を」などの意味を表しており、ロゴの下には師匠・二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が好きな2文字「和」「気」も刻まれた。

 大の里は「この化粧まわしをつけてまずは勝ち越しを目指します」とあいさつ。さらに「まだまだこれからだと思う。上を目指して、1番になれるに頑張りたい」と決意を述べた。同席した二所ノ関親方は「和の精神をしっかり持って、そして気を持つ。これが上に上がるためには必要ということでつけさせてもらった。私は新十両の時の化粧まわしを大関昇進まで使っていました。大の里にも初心を忘れずに、いろんな人に感謝して成長してもらいたい」と期待した。

 大の里は2年連続のアマ横綱の実績を引っさげ、今年夏場所に幕下10枚目格付け出しで初土俵。2場所で十両に昇進するスピード出世で今後の活躍を期待されている。2日後の秋場所に向け「初めて15日間戦うので、1日1番集中して。8番以上勝ってつなげていきたい」と抱負。師匠も「まだまだ上はある。これが最初のスタート。僕は遠回りで横綱になりましたけど、まっすぐ成長してほしい」と話した。

おすすめテーマ

2023年09月08日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム