日大・杉浦が個人戦&団体戦の2冠「団体優勝が一番うれしい」パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグ

2023年09月08日 19:52

ゴルフ

日大・杉浦が個人戦&団体戦の2冠「団体優勝が一番うれしい」パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグ
<パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグ最終日>男子個人優勝を果たし笑顔を見せる日大の杉浦悠太(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグby札幌リージェントゴルフ倶楽部最終日 ( 2023年9月8日    北海道・札幌リージェントGC旧C、男子=7063ヤード、女子=6337ヤード、いずれもパー72 )】 最終ラウンドが行われ、男子個人戦は首位と2打差の2位から出た杉浦悠太(日大4年)が8バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算18アンダーで逆転優勝を飾った。男子団体戦は日大が制し、杉浦は2冠に輝いた。
 選手や関係者が取り囲んだ最終18番、5メートルのバーディーパットがカップを外れると、杉浦は悔しそうな表情を浮かべた。「みんなが見ていたので入れたかった」。決めれば自己最少スコア63に並んでいただけに残念そうに話した。

 首位の隅内に2打ビハインドでスタート。「ショットもパットも良かった」。1番パー5でバーディー発進すると、3・5メートルを沈めた16番まで8バーディーを叩き出し64をマーク。最後は日大の後輩に5打差を付けて男子個人戦初代王者のタイトルを手にした。

 日本ジュニア、全国高校選手権春季大会などトップアマとして実績を残してきたエリート。先週の下部ツアーでは4打差で出た最終日に64を叩き出し、2位の隅内を1打差でかわして同ツアー史上8人目のアマ優勝を飾っている。2週連続で後輩を下して逆転V。「先週のことはよぎらなかった。1つでも良いスコアで回れるように毎ホール頑張った」と誇らしげに言った。

 団体戦でも圧勝し2冠に輝いた。名門・日大の主将は「それを目標にやっていたので団体戦優勝が一番うれしい」と頬を緩めた。シーズン初めに部員全員で「常勝」の年間の目標を決めた。主要大会で勝ち続けて今大会も制覇。「最初は主将として伸ばさなきゃいけない気持ちがあったけど、今は皆がいい選手で、任せて大丈夫なくらい強いチームになった」とうなずいた。

 来週には秋季リーグ戦、11月には全日本大学選手権が控える。杉浦は「まずはその2つ優勝できるように頑張りたい」と次なるターゲットを見据えた。

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