笹生の親友コーパスが9位「楽しい思い出になった」パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグ男子個人戦

2023年09月08日 19:32

ゴルフ

【パンパシフィック大学ゴルフスーパーリーグby札幌リージェントゴルフ倶楽部最終日（ 2023年9月8日北海道・札幌リージェントGC旧C、男子＝7063ヤード、女子＝6337ヤード、いずれもパー72 ）】最終ラウンドが行われ、男子個人戦で米サンノゼ州立大のカール・コーパス（4年）が71で回り、通算5アンダーで海外勢最高の9位に入った。

　母校の団体戦3位にも貢献したコーパスは「自分の技術の向上を感じた。この経験は楽しい思い出になった」と振り返った。
　フィリピン出身で高校卒業後に米国に渡った。13歳時からナショナルチームで活躍し、同国出身の笹生優花は当時のチームメート。18年ユースオリンピックでは、ペアを組んで混合ダブルスに出場（20位）した。

　「ユウカは僕のベストフレンド。2年前に彼女がフィリピンに帰ってきた時に会ったよ」。今でも連絡を取り合う親友だが、20年に日本ツアーで2勝し、21年全米女子オープンでメジャータイトルを獲得した活躍に刺激を受けている。

　「ユウカは朝6時から走ったりハードな練習をしていた。彼女のゴルフに取り組む姿勢を見て僕も練習に打ち込んでいたんだ。彼女が全米女子オープンに優勝して凄くパワーをもらった」と影響の大きさを明かした。

　1メートル75、80キロのがっちりした体型でキャリーで307ヤードを飛ばす。将来は米ツアーでの活躍を夢見ている。大学卒業後はアジア・ツアーや日本ツアーの予選会に挑戦するプランもある。「日本は人も親切だし、食べ物もおいしい。もちろんまた来たい」と人なつこい笑顔を見せた。