朝紅龍VS大の里!初日の新十両対決を前に“舌戦”先輩の暴露話に後輩は赤面…朝紅龍がやや優勢?

2023年09月08日 20:19

相撲

朝紅龍VS大の里!初日の新十両対決を前に“舌戦”先輩の暴露話に後輩は赤面…朝紅龍がやや優勢?
化粧まわし贈呈式終了後に談笑する新十両の(左から)朝紅龍、高橋、大の里(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲秋場所(10日初日、東京・両国国技館)で新十両昇進を果たした石崎改め朝紅龍(24=高砂部屋)、高橋(24=二所ノ関部屋)、大の里(23=二所ノ関部屋)の3人が8日、母校の日体大世田谷キャンパスで行われた化粧まわし贈呈式に出席した。
 同じ大学から3人同時に関取が誕生するのは史上初。3人はそれぞれ1学年違いで、朝紅龍が4年生の時に高橋が3年生、大の里が2年生だった。高橋と大の里は同じ二所ノ関部屋だが、朝紅龍は部屋が違うため2人と対戦することも。この日午前中に取組編成会議が開かれ、朝紅龍と大の里の対戦が初日に組まれた。この2人は大の里のデビュー戦だった夏場所初日に対戦し、名古屋場所も含めて2場所連続で朝紅龍が勝っている。プロ3度目の対戦が、互いにとって記念すべき新十両初日の顔合わせとなった。

 対戦を前に、化粧まわし贈呈式終了後に2人が“舌戦”を繰り広げた。初日の対戦相手について問われた朝紅龍は「なんか大の里って人と当たるみたいで…相手は3回目で気合入ってるんじゃないですか?それ以上にもっと気合入れて臨みたいと思います」と闘志満々。「誰が相手でも負けたくないけど、どこか意識するのかな」と本音ものぞかせた。これに対して大の里は、2場所連続で苦杯をなめているだけに苦手意識がある様子。「まさか初日からとは…運命ですね」と苦笑いしていた。

 学生時代の思い出話になると、朝紅龍は大の里のプライベートに関する話を「あれ言っていい?」と次々に“暴露”。2学年先輩ならではの振る舞いに、後輩の大の里は「ダメですダメです…」と赤面していた。さらに朝紅龍は「ちょっと動揺してる?」と“追い打ち”。初日の取組を前に、一歩優位に立った。

 他にも、同じ寮で暮らして苦楽をともにした、仲の良い3人ならではのやりとりも見られた。「朝紅龍はどんな先輩だったか?」という質問が出ると、朝紅龍は高橋に「優しかったよな?」と答えを半ば“強要”。高橋は「オンとオフがはっきりしていて見習うところばかり」と敬意を示した。また、同じ質問に大の里が「おもしろかったです」と答えると「優しかったですって言えよ」と笑顔で突っ込んだ。

 終始笑顔の絶えなかった3人。普段は仲良いが、土俵に上がれば火花を散らすことになる。日体大同時新十両トリオの、今後の出世争いにも注目だ。

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