パリ五輪目指すコナー・オレアリー「いいロールモデルになりたい」 サーフィン日本代表に帰属変更

2023年09月08日 13:26

サーフィン

パリ五輪目指すコナー・オレアリー「いいロールモデルになりたい」 サーフィン日本代表に帰属変更
日本に帰属変更後では初めて会見したコナー・オレアリー(右)と母の柄沢明美さん Photo By スポニチ
 サーフィンの最高峰チャンピオンシップツアー(CT)に参戦するトッププロで、生まれ育ったオーストラリアから日本に帰属変更したコナー・オレアリー(29)が8日、東京都内の日本サーフィン連盟を訪問。その後に会見に臨み、「日本人として日本の文化を自分の中でも持っている。日本の子供、サーファーにとって、いいロールモデルになりたい」と語った。
 オレアリーはオーストラリア人の父と、元プロサーファーの柄沢明美さんを母に持つ。母の影響で幼少期にサーフィンを始め、17年にCTに初昇格して年間13位。19年に一度は降格したものの21年に再昇格し、昨季は9位、今季は11位で東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)を上回る成績を残した。

 日本男子は五十嵐、稲葉玲王の2人が、すでに事実上、パリ五輪代表に内定。残り1枠は日本連盟が推薦する選手が出場できる見通しとなっている。実力と実績で他の選手をリードするオレアリーの代表入りが濃厚とみられるが、「第一に出場権を取りたい。達成できたら五輪ではメダルを獲るのが目標」と控えめに語った。

 会見冒頭では「コナー・カラサワ・オレアリーです」と流ちょうな日本語であいさつ。自身が子供の時は母・明美さんが英語が得意ではなく、自宅では日本語で会話していたといい、言葉の壁もない。好きな言葉は「気合」。「お母さんに(大会などで)小さいころから言われていた」と暴露し、会見を見守った明美さんも思わず苦笑いを浮かべた。

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