バスケ男子日本代表に1億円!ソフトバンクが贈呈 W杯で自力48年ぶり五輪出場権獲得に対し

2023年09月08日 12:43

バスケット

バスケ男子日本代表に1億円!ソフトバンクが贈呈 W杯で自力48年ぶり五輪出場権獲得に対し
2日のカボベルデ戦でパリ五輪切符を獲得して喜ぶ日本代表のメンバー(AP) Photo By AP
 日本バスケットボール協会は8日、男子日本代表がW杯でアジア最上位の19位となり、自力では48年ぶりとなる24年パリ五輪出場権を獲得したことに対し、代表のメインスポンサー・ソフトバンク株式会社から支援金を贈呈されたと発表した。支援金の総額は1億円。
 用途は「選手・スタッフへの報償および今後の男子代表チーム強化費用として活用」とし、選手・スタッフへの報償金額は非公表。

 協会のよると、ソフトバンクから大会前に支援金の申し出があったといい、五輪出場権を獲得したことで「そのご厚意をお受けすることとなったものです」と説明。「今回いただきます支援金につきましては、男子日本代表チームの選手・スタッフへの報償に活用させていただくほか、パリ2024オリンピックに向けた男子代表チームのさらなる強化活動へと活用させていただきます」とした。

 ソフトバンク代表取締役で副社長執行役員兼COOの榛葉淳氏は協会を通じ「ソフトバンクは2016年から日本バスケットボール協会、男子日本代表をサポートさせていただいております。沖縄で開催されたワールドカップでの男子日本代表の最後まであきらめない姿勢は、日本全国に勇気と感動を与えてくれました。今後も男子日本代表が世界の舞台で活躍することを期待しています」とコメント。

 また、協会の三屋裕子会長は「「このたび、バスケットボール男子日本代表チームが1976年のモントリオール大会以来、48年ぶりに自力でオリンピックの出場権を獲得したことに対し、男子日本代表チームのメインスポンサーであるソフトバンク様より支援金をいただくことになりました。ソフトバンク様におかれましては、これまでの男子代表チームへのご理解とご支援に対し、この場を借りて深く感謝の意をお伝えいたします。一方、パリ2024オリンピック出場権獲得という一つの目標は達成いたしましたが、まだまだ世界の壁は高く、厚いことを再確認できたワールドカップでもありました。パリオリンピック、そしてその後に向けて、ソフトバンク様はもとより、皆様のご期待・ご支援に応えて前進し続けるべく、バスケットボール界一丸となり努力を続けてまいりたいと思います」とコメントした。
 
 日本代表は、2大会連続8度目の五輪出場で、開催国枠ではない自力出場は76年モントリオール大会以来48年ぶりの快挙となった。W杯は世界ランク36位で臨み、9日間で5試合を戦って、3勝2敗。8月27日の同24位・フィンランド戦は最大18点差、31日の同17位・ベネズエラ戦は最大15点差を逆転するなど劇的な試合が続いた。
 

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