最重量級Vの鏡優翔「気合を入れてもらいたい」アニマル浜口との対面懇願 世界選手権から帰国

2023年09月24日 21:24

レスリング

最重量級Vの鏡優翔「気合を入れてもらいたい」アニマル浜口との対面懇願 世界選手権から帰国
レスリング世界選手権で3位以上となり、パリ五輪代表に内定した(左から)須崎優衣、藤波朱理、桜井つぐみ、元木咲良、鏡優翔 Photo By スポニチ
 来年のパリ五輪予選を兼ねるレスリングの世界選手権で初優勝を果たし、五輪代表に内定した女子76キロ級の鏡優翔(ゆうか、東洋大)が24日、成田空港に凱旋帰国。首に金メダルをぶら下げ、誇らしげな表情で「率直に幸せ。20年も世界で金メダルがなかったと聞き、本当に厳しい世界なんだって思った。そんな中で私が獲ることができて良かった」と話した。
 世界選手権での女子最重量級の金メダルは、03年大会(当時72キロ級)で浜口京子が獲得して以来、20年ぶりの快挙だった。五輪で日本女子の金メダルがないのも、残すは最重量級1階級のみ。「去年は2―1とかの勝利が多かったが、今年はタックルが決まった。相手が力強いと感じることもほとんどなかった」と手応えを語った鏡には、史上初の快挙も懸かる。

 五輪代表に内定した準決勝後から、ひっきりなしに祝福のメッセージが届いているといい、大先輩の浜口京子もその一人。「おめでとうとメッセージをくださった」というが、SNS上では交流があるものの、面識はあまりないという。父のアニマル浜口とも面識はないというが、「絡みたいです。ぜひ気合を入れてもらいたい!」と気合注入を懇願した。

 日本を出発前には髪に金色のメッシュを入れ、ネイルも左手は五輪カラー、右手は日の丸やフランス国旗、トレードマークでもある大好きなひまわりを施すなど、人一倍オシャレにも気を使う22歳。「最重量級の(五輪)金メダルは、私が獲ると決めています」と宣言し、来夏のパリでとびっきりの笑顔の花を輝かせるつもりだ。

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