藤波「まだ通過点」須崎「自信になった」最強日本女子レスリング代表が世界選手権から帰国

2023年09月24日 22:03

レスリング

藤波「まだ通過点」須崎「自信になった」最強日本女子レスリング代表が世界選手権から帰国
レスリング世界選手権で3位以上となり、パリ五輪代表に内定した(左から)須崎優衣、藤波朱理、桜井つぐみ、元木咲良、鏡優翔 Photo By スポニチ
 来年のパリ五輪予選を兼ねるレスリングの世界選手権で2年ぶりの優勝を果たし、五輪代表に内定した女子53キロ級の藤波朱理(日体大)が24日、成田空港に帰国。中2だった17年9月から続く公式戦連勝も127に伸ばし、「実感はあまりない。五輪で金メダルを獲るのが目標なので、まだまだ通過点」などと喜びも控えめに語った。
 大一番を終えたばかりの藤波だが、返す刀で杭州アジア大会(中国)にも出場する。バラ色のオフはもう少し先になりそうだが、「アジア大会も優勝してから余韻にひたりたい。(仲の良い76キロ級の鏡優翔と)お寿司を食べに行くという話しをしている」と楽しみにしていた。

 4度目の世界一で連覇の懸かるパリ五輪代表に内定した50キロ級の須崎優衣(キッツ)も、「パリ五輪を決めたいと思って臨んだので、決められて良かった」と振り返った。大会3週間前には脚をケガし、その後はまともな練習ができず。窮地に追い込まれながらも優勝し、「本当に厳しい試練だったが、乗り越えて五輪代表を決めることができて、大きな自信になった」と話した。

 57キロ級の桜井つぐみ(育英大)も、大会3連覇を果たして初の五輪代表に内定。東京五輪金メダルの金城梨紗子らとの代表争いを制しての初五輪に、「国内予選の方が厳しかったので、自信を持って挑んだ。五輪はもっと厳しい舞台だと思うので、もっと練習していきたい」と意欲。62キロ級3位で初の五輪代表に内定した元木咲良(育英大)は「優勝を目指していたので悔しい。挑戦者として金メダルを目指したい」と誓った。

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