三浦佳生「とにかく必死に」3位表彰台で全日本へ 東京選手権

2023年09月24日 15:32

フィギュアスケート

三浦佳生「とにかく必死に」3位表彰台で全日本へ 東京選手権
<フィギュアスケート東京都選手権 男子フリー>進撃の巨人の世界を演じる三浦佳生(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 フィギュアスケート東京選手権の最終日が24日、ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。男子で昨季世界ジュニア選手権優勝の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は、SPに続きフリーでも3位の145・41点を出し、合計227・33点で3位に入った。
 進出した東日本主権は免除のため、出場必須で年末の全日本選手権出場を決めた。

 前日の公式練習中に他選手との激突で腰の肉離れとなっていたが、この日も強行出場。ダウングレードとなったが、冒頭には大技4回転ループも組み込み、最後まで演じ切った。「とにかく必死に4分間やり切った」と振り返り、腰の状態については「トレーナーさんと相談して、できるだろうという判断。明日病院行って検査する」と説明した。

 「点数だけ見るとマイナスに捉えられるが、そんなことはなくて。試合の本番で4回転ループを締める感覚、その後に他のジャンプをどう跳ぶかの感覚は試合じゃないと経験できない」とプラスに捉え、「これからどんどん試合が増えていく。新しいケガをしないように万全な状態で。調子自体は悪くないのでこれからのシーズン準備したい」と語った。

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