【バレー五輪予選】日本、フルセット死闘で敗れてパリ切符お預け 来年6月の世界ランクで決定

2023年09月24日 21:45

バレーボール

【バレー五輪予選】日本、フルセット死闘で敗れてパリ切符お預け 来年6月の世界ランクで決定
<日本・ブラジル>第2セット、指示を出す真鍋監督(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【バレーボール・パリ五輪予選女子東京大会兼W杯最終日   日本―ブラジル ( 2023年9月24日    東京・国立代々木競技場 )】 24年パリ五輪出場権を懸けて、世界ランク8位の日本は、同4位で21年東京五輪銀メダルのブラジルと激突した。
 ともにここまで5勝1敗で、勝った方が夢切符を得られる大一番。第1セット序盤は2―6とリードを許したが、中盤は一進一退の攻防となった。

 14―13から4連続失点で逆転されると、何とか追いすがったが、第1セットは落とした。

 第2セットは一転して日本のペース。1―1から7連続得点で優位に立つと、リードを保ったままセット終盤へ。19―12から6連続失点で1点差に詰め寄られ、その後に同点に追いつかれたものの、何とか振り切った。

 第3セットは得点を取り合う展開で、競り合ったまま勝負所を迎えた。21―21からセッターの松井が頭でつなぐと、古賀が決めて優位に。24―22と先にセットポイントを握りながら、痛恨の逆転を許して1―2と崖っぷちに立たされた。

 第4セットは再び日本が主導権を握る展開。序盤から得点を積み重ねてリードを開き、そのままこのセットを奪った。パリ切符をかけた一戦は死闘をなり、運命の最終第5セットに突入した。

 第5セットは先にブラジルにリードを許す苦しい展開となり、10―10と追いついたものの、ここから5連続失点で試合終了。今大会でのパリ切符獲得はならなかった。

 ▽パリ五輪への道 パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12カ国。五輪予選は世界ランク上位24カ国が8カ国ずつ3組に分かれて、日本など3カ国で開催され、各組上位2カ国の計6カ国が出場権を得る。残る5枠は、来年のネーションズリーグ1次リーグ終了時(女子は6月17日)の世界ランクで、出場決定済みの7カ国を除く上位5カ国に付与。五輪予選前の世界ランク8位の日本が出場権を獲得できる可能性は高い。

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