31日に日本Sバンタム級タイトル戦 初防衛戦の王者・下町は「ここで勝ってやっと日本タイトル」

2023年10月30日 16:20

相撲

31日に日本Sバンタム級タイトル戦 初防衛戦の王者・下町は「ここで勝ってやっと日本タイトル」
前日計量をクリアした下町(左)と石井 Photo By スポニチ
 日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦の前日計量が30日、都内で行われ、王者・下町俊貴(26=グリーンツダ)は55・3キロ、挑戦者の同級1位・石井渡士也(22=RE:BOOT)は55・2キロでともに一発でクリアした。初防衛戦に臨む下町は「ここで勝ってやっと日本タイトルだと思っている。自分のできることを精いっぱいやりたい」と気を引き締めた。
 6月に大湾硫斗(志成)に判定勝ちし、新王者となった下町は、IBF世界同級5位に位置するなど、主要4団体で世界ランク入りするサウスポー。「過大評価されている」と自虐気味に話しながら「負けたら取られるのでそこは気をつけたい。強い選手が多い階級なので一つ一つ勝っていくだけ」と気を引き締めた。

 対する日本王座初挑戦の石井は22年10月以来、約1年ぶりの試合となるが「試合感覚が開いた感じはしない。過去一のベストコンディション」と順調な調整ぶりを明かした。

 この試合に向けてはアマ10冠の藤田健児(帝拳)や東洋太平洋同級王者・武居由樹(大橋)や同じく東洋太平洋フェザー級王者・森武蔵(志成)らサウスポーとスパーリングを重ね「負けたな、というスパーリングはなかった」と手応えを口にする。

 今年4月に対戦予定だった下町との大一番へ「下町選手相手にフルマークで勝てれば、倒すより凄いことだと思う。空回りしないようにやりたい」と力を込めた。

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