しまだ大井川マラソン 男子フルは松井、女子フルは山内がともに初優勝

2023年10月30日 04:55

マラソン

しまだ大井川マラソン 男子フルは松井、女子フルは山内がともに初優勝
フルマラソンの部で優勝した山内と松井(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 「第15回しまだ大井川マラソンinリバティ」(スポニチ共催)は29日、静岡県島田市第三小前をスタートし、大井川沿いのマラソン専用コース「リバティ」を経て同市陸上競技場をゴールとする42・195キロなどに7803人がエントリーして行われた。男子フルマラソンは松井俊介(32=埼玉)が2時間22分34秒、女子フルマラソンは山内菜摘(31=静岡)が3時間16秒で、それぞれ初優勝。男子10キロは枝村高輔(28=静岡)が31分36秒、女子10キロは佐野亜友美(41=静岡)が36分26秒で制した。大会アドバイザーの千葉真子さん(47)、ゲストの瀬古利彦氏(67)は選手を激励するなど大会を盛り上げた。
 <男子フル> 松戸市陸協所属の松井は初出場での戴冠。「勝ちにこだわった。素直にうれしい」と喜んだ。ハーフの通過タイムは大会記録ペースで、35キロ過ぎに「両足がつりかけた」という。ペースを落としてトップと5~6メートル差を保つと、残り1・5キロで抜けだした。東海大ではケガで思うような結果が出なかったが「27歳から記録が伸びてきた」と進化を続けている。

 <女子フル> 山内は「応援のおかげで自分の力を出し切ることができました」と沿道の人々に感謝した。静岡産大までトランポリン選手として活躍し、本格的に陸上に取り組んだのは大学卒業後。現在は杏林堂薬局のランニングクラブ「SMILEY ANGEL」に在籍している。昨年3位からの優勝を喜びつつ「あと16秒。サブ3がしたかった」と苦笑いだった。

 <男女10キロ> 男女ともに、リバティを練習拠点とするランナーが初優勝を飾った。男子を制した枝村は8キロ過ぎから独走し「課題としていた後半の駆け引きを克服できた。自分に勝つことができた」と納得の表情。女子を制した佐野は自己新記録で昨年2位のリベンジを果たした。「優勝は狙っていた。雨でコースが滑って大変だったが、後半まで粘れた」と笑顔だった。

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