【九州場所番付発表】友風が史上3人目の序二段転落から再入幕 膝下切断寸前の大ケガから奇跡の大復活

2023年10月30日 06:00

相撲

【九州場所番付発表】友風が史上3人目の序二段転落から再入幕 膝下切断寸前の大ケガから奇跡の大復活
友風 Photo By スポニチ
 日本相撲協会は30日、大相撲九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)の新番付を発表し、友風(28=二所ノ関部屋)と一山本(30=放駒部屋)の再入幕が決まった。また、東白龍(27=玉ノ井部屋)、美ノ海(30=木瀬部屋)、狼雅(24=二子山部屋)、北の若(22=八角部屋)の4人の新入幕も決まった。
 友風は、幕内上位だった19年九州場所で右膝関節脱臼、前十字靱帯断裂、後十字靱帯断裂などの大ケガを負った。膝下切断寸前だったほどの重傷。当初は相撲どころか歩けるようになるかも分からない状況で、大相撲の歴史上最悪のケガとも言われた。4度の手術を経て、歩けるようになるまで半年、稽古場に降りるまでは1年以上もかかった。21年春場所、西序二段55枚目から復帰。2年で関取復帰を果たし、そこから4場所連続勝ち越してついに幕内へ奇跡の大復活劇を成し遂げた。

 幕内経験者が序二段まで番付を下げて再び幕内に返り咲くのは、照ノ富士、宇良に続いて史上3人目。西序二段55枚目からの復帰は、106枚目から再入幕した宇良に次ぐ史上2位の歴史的カムバックとなった。

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