「コーヒーは寒暖差疲労にいい」ってホント?秋の疲労回復ウソ・ホント

2023年10月30日 09:00

「コーヒーは寒暖差疲労にいい」ってホント?秋の疲労回復ウソ・ホント
昼と夜の寒暖差が続くと、身体の不調を感じやすくなります。リンナイ調べによると、夏から秋にかけて身体の不調を感じる方は7割、うち約6割の方が不調の原因を 季節の変わり目に感じやすい寒暖差疲労の対策について、医師・イシハラク […]

昼と夜の寒暖差が続くと、身体の不調を感じやすくなります。リンナイ調べによると、夏から秋にかけて身体の不調を感じる方は7割、うち約6割の方が不調の原因を

季節の変わり目に感じやすい寒暖差疲労の対策について、医師・イシハラクリニック副院長の石原新菜先生が秋バテ対策チェック○✕テストを作ってくれたのでご紹介します。

石原先生監修! 正しい秋バテ対策チェック○✕テスト

Q:カフェインは適度にとった方がよい

正解○

カフェインには“交感神経”を活性化させる効果があります。コーヒー2~3杯など適量であれば、自律神経を整える助けになり、秋バテ改善に効果的です。

利尿作用もあるため、むくみ対策にもなります。

コーヒーは身体を冷やす「陰性食品」とされていますが、シナモンパウダーを振りかければ、コーヒーの冷える作用が緩和されます。

▼脂肪燃焼を高める効果も

カフェインは筋トレ効果を高めるのか。1日の摂取量と中毒症状を防ぐ飲み方、コーヒー豆知識[管理栄養士監修]

Q:食事は1日3食とらなくてもよい

正解○

現代は栄養過多の時代とも言え、成人の多くが食べ過ぎています。

食べ過ぎると血液は消化吸収のために胃腸に集中し、老廃物を排出する臓器に血液が流れにくくなります。体内の老廃物を出すためにも空腹の時間を確保しましょう。

たとえば、体調次第では昼食を省くことで身体の調子が良くなる場合もあります。

▼「1日2食」vs「1日3食」
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Q:野菜や果物をたくさんとった方がよい

正解×

体調がすぐれないときは、サラダやフルーツなど軽いものをとることが多いかもしれませんが、選び方に気をつけないと身体を冷やしてしまうことがあります。

冬が旬のものや、北でとれるものなど「陽性食品」には身体を温める効果があります。にんじん、玉ねぎ、ゴボウ、山芋などの根菜類や、北でとれるりんごなどがオススメです。

▼バナナなどの南国の果物は体を冷やす

【バナナの栄養や効果】毎日食べると太る?カロリーや糖質は?[管理栄養士監修]

Q:アルコールはできるだけ控えたほうがよい

正解×

赤ワインや、日本酒、焼酎、梅酒などの「陽性食品」に分類されるお酒であれば、身体を温める効果があります。

▼筋トレを行っている人はお酒も強そう

お酒を飲むと筋トレ効果は落ちるのか。アルコールが筋肉に及ぼす悪影響とは

Q:下半身の筋肉を鍛えると良い

正解○

体温を上げるためには筋肉量が必要です。太ももには大きな筋肉がついているので、効率的に鍛えられます。

脂肪を燃焼しやすく血流の多い身体にするためにも、スクワットで鍛えるのがおすすめです。

▼スクワットのすごい効果とは
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また運動をすることでストレス発散にもなり、自律神経も整うので気分の落ち込みや不眠などの症状の改善にもつながります。

運動をすることで心地よく身体が疲れると、夜もよく眠れるようになります。夏の冷えを引きずり、自律神経が乱れている秋バテの改善には、やはり適度な運動は大事です。

<Edit:編集部>

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