【高校ラグビー】大阪桐蔭、春のリベンジならずも成長を実感 林田主将「粘り強くいけたところもあった」

2024年01月05日 15:28

ラグビー

【高校ラグビー】大阪桐蔭、春のリベンジならずも成長を実感 林田主将「粘り強くいけたところもあった」
<桐蔭学園・大阪桐蔭> 3位の表彰を受ける林田主将ら大阪桐蔭フィフティーン(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー大会準決勝   大阪桐蔭0-25桐蔭学園 ( 2024年1月5日    花園ラグビー場 )】 大阪桐蔭(大阪第2)は春の王者・桐蔭学園(神奈川)に0―25で敗れ、準決勝敗退となった。
 ロースコアの展開を目指す試合運びを続けて0―10のまま前半終了。逆転勝利を目指して臨んだ後半は、2トライに加えてPGを許すなど差を広げられた。

 昨年春の選抜大会で10―38で完敗を喫した相手に挑んだ真っ向勝負。リベンジを果たすことはできなかったが、CTB林田力主将は「ディフェンスも粘り強くいけたところもあったので、この1年やってきたところを見せられたんじゃないかな」と清々しい表情を浮かべた。

 左ひざの前十字靱帯(じんたい)を痛めながらも、主将として必死の思いで駆け抜けてきた。この日も、左ひざ付近をテーピングで固定しながら満身創痍の状態でプレー。試合後には、「万全っていう状態じゃなかったんですけど、最後まで持ってくれてありがとうという感じです」と充実感を漂わせた。

 最後の大会を終え、見据えるのは次のステージ。卒業後は帝京大に進学予定だといい、大阪桐蔭で培ったリーダーシップとスキルを胸にさらなる飛躍を目指す。「花園は自分の目標でもあったので、本当に素晴らしい場所でやっていて楽しかった。これからも後輩たちは頑張って欲しい」と言葉を残し、爽やかな笑顔で花園を後にした。

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