小林陵侑 3戦連続2位でジャンプ週間総合トップに浮上 風荒れる中でも抜群の安定感

2024年01月05日 04:30

ジャンプ

小林陵侑 3戦連続2位でジャンプ週間総合トップに浮上 風荒れる中でも抜群の安定感
2位となり、表彰式で両手を突き上げる小林陵侑 Photo By ゲッティ イメージズ
 ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子は3日、オーストリア・インスブルックでジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第11戦(ヒルサイズ=HS128メートル)が行われ、小林陵侑(チームROY)が1回目に128・5メートル、2回目に132メートルを飛び、合計258・7点で3戦連続の2位となり、4戦8回の飛躍の合計得点で争うジャンプ週間総合でトップに立った。
 小林陵は「関門」と警戒していた第3戦も2位に入り、2季ぶり3度目のジャンプ週間総合優勝をたぐり寄せた。めまぐるしく風向きが変わる台で「案の定、荒れたけど安定していいパフォーマンスができた」。ヒルサイズ越えを2回そろえ、精度の高さを示した。

 総合争いは2位ウェリンガー(ドイツ)との一騎打ちの様相。その差は飛距離換算で2・5メートル強の4・8点。抜群の安定感を見せる小林陵がわずかに上回っている。

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