JOC三屋副会長が仕事始め「心の痛い年明け。JOCの存在意義を自分たちに問いかけて」

2024年01月05日 11:36

スポーツ

JOC三屋副会長が仕事始め「心の痛い年明け。JOCの存在意義を自分たちに問いかけて」
仕事始めで職員にあいさつするJOC三屋副会長 Photo By スポニチ
 日本オリンピック委員会(JOC)の会長を代行している三屋裕子副会長(65)が5日、都内で新年の仕事始めに職員へ向けたあいさつをした。元日の能登半島地震、2日の日本航空機と海上保安庁の航空機衝突事故に触れ「心の痛い年明けとなった」と神妙な面持ちで語り出した。
 非常時にスポーツをやる意義についてはコロナ禍で散々、悩み考えており「スポーツの持つ力はわずかかもしれない。でも、昨年はスポーツがさまざまなところで感動を生み、大きな感動と元気をもらったのも事実。今年はパリ五輪もある。チームジャパンのアスリートたちが少しでも輝いて被災をされている方々に少しでも元気をお届けできるように皆さんと心を一つにして精いっぱいサポートしたい。こういう厳しい時だからこそ、JOCの存在意義を自分たちに問いかけて、しっかり仕事をしていければ」と語った。

 頸椎(けいつい)を損傷して入院中の山下泰裕会長(65)にも言及。「山下会長は今、懸命にリハビリをされていると奥さまからご報告をいただきました。山下会長の一日も早い回復を願いたいと思います」と早期回復を願った。

 尾県貢専務理事(64)は元日に山下会長の妻から近況報告があったことを明かし「リハビリに励んでいるということのみで、大きな進展があるかは把握していない」と説明。今夏にはパリ五輪を控えるだけに「今後はもう少し深い情報をいただきながら対応を考えていきたい。五輪に向かってさまざまな動きが出てくるので、そういうことを鑑みながら考えていかないといけない」と続けた。

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