【陸上】走り幅跳び・橋岡優輝、パリ五輪へスピード強化「9秒台を…」拠点の米国へ出発

2024年01月05日 10:33

陸上

【陸上】走り幅跳び・橋岡優輝、パリ五輪へスピード強化「9秒台を…」拠点の米国へ出発
拠点の米国に出発した陸上・橋岡 Photo By スポニチ
 陸上の男子走り幅跳び東京五輪6位入賞の橋岡優輝(24=富士通)が5日、羽田空港から拠点の米国に出発した。年末年始は家族でゆっくり過ごし「おみくじは1回目末吉で、これじゃダメだと思って2回目、大吉だった」とリラックスした表情で語り、「パリ五輪があるので大事なシーズン。今までの陸上人生で最高だと言い切れるシーズンにしたい」と抱負を口にした。
 「ダメダメだった」と振り返る昨季だが、助走の改善途上ながらダイヤモンドリーグ・ファイナルで3位に入るなど進化は続いている。今後も練習拠点である米フロリダ州で100メートル東京五輪金のマルセル・ジェイコブス(イタリア)、トレイボン・ブロメル(米国)、サニブラウン・ハキーム(東レ)ら世界最高峰のスプリンター集団と同じメニューを組み、助走のスピードアップに取り組む。「あのレベルはかけ離れてくるが、腰の位置や乗せ方、接地のタイミングなど周りの選手全員が参考になる」と語った。

 今季初戦は3月と設定し、ダイヤモンドリーグ転戦なども構想にある。「標準記録(8メートル27)を早い段階で超えて、何も問題ない状態で日本選手権で勝ってパリの切符をゲットしたい」と青写真を描き「(100メートル)9秒台を…。いや、まずは8メートル50を跳べるようにやっていきたい」とジョーク交じりに目標記録を設定。「(パリでは)メダル獲得。どの色が良いかは皆さん知っていると思う」と意気込みを口にした。

おすすめテーマ

2024年01月05日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム