Bリーグ大阪は6連敗 フィッシャーHC「前日と比べ選手は闘争心を見せた」

2024年02月04日 20:40

バスケット

Bリーグ大阪は6連敗 フィッシャーHC「前日と比べ選手は闘争心を見せた」
会見に臨んだ大阪のフィッシャーHC Photo By スポニチ
 【B1リーグ第21節   大阪77―89千葉 ( 2024年2月4日    おおきにアリーナ舞洲 )】 千葉の厚い壁を崩せなかった大阪エヴェッサは6連敗となった。前半は44―45と競り合ったものの、第3Qに56―7とリードを広げられ、第4Qは追い上げ及ばなかった。
 第2Qはアンジェロ・カロイアロ(34)、イアン・ハマー(33)が連続3ポイントシュートを決めるなど、これまでにはない攻撃スタイルで一度は逆転に成功するシーンもあった。第3Qは竹内譲次主将(39)の3ポイントシュートでスタートしたが、直後から千葉に7連続得点を許すなど試合の主導権を握られた。

 マティアス・フィッシャー・ヘッドコーチ(HC、52)は「前日の試合と比べて選手たちは闘争心を見せた。ただ、ターンオーバーから千葉に25得点されたのは痛かった。3ポイントも40・3%の成功率と良かったが、オープンショットを決めきれなかったのは響いたと思う」と、千葉とのオフェンス力の差を敗因に挙げた。

 ショーン・ロング(31)を先発から外し、ハマーを起用して臨んだ一戦だった。フィッシャーHCは、その意図を「前日のロングのディフェンスで受け入れがたいところがあった」と説明。ハマーは期待に応え、チームで2番目の16得点をマークした。それでも、総合力と、ここぞの場面での決定力の差が明暗を分けた。

 2日連続で観客6000人を超え“満員御礼”のホームゲーム。しかし、敗戦濃厚ムードとなった最終4Q残り5分を切ると、観客がアリーナから引き揚げ始めた。この現実が現在のエヴェッサの窮状を表している。 

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