尾崎将司 ツアー参戦は「ほとんどありません」 楽しみは「週1回のフグ」

2024年02月04日 18:25

ゴルフ

尾崎将司 ツアー参戦は「ほとんどありません」 楽しみは「週1回のフグ」
受験した香川友(左)のショットをチェックする尾崎将司(右) Photo By スポニチ
 男子ゴルフのレジェンド尾崎将司(77=フリー)が4日、千葉市のジャンボ尾崎ゴルフアカデミーで行われた「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクション supported by ISPS HANDA」終了後、取材に応じ、5年ぶりのツアー出場について「ないないない。ほとんどありません。この年で何をしようと言うんだ」と否定的な考えを明らかにした。
 国内レギュラーツアー最多の通算94勝を誇る尾崎は永久シードを保持しているが、ツアー出場は19年11月のダンロップ・フェニックスが最後。実際にプレーしたのは同年9月のANAオープンが最後となっている。「コロナの4年間のギャップが大きかった。自分の人生の中でね」と説明するように、コロナ禍の影響で20年以降は外出することもほとんどなく試合出場の意欲も後退した。

 「諦めてしまえばなんてことないけど」と未練もにじませるなど完全引退宣言はしていないが「目標はない。できるだけ良い環境で子どもたちに練習してもらいたいだけ」とジュニア育成に注力したい意向が強い。「楽しみは週1回フグを食べること。他に楽しみがないんだ」と報道陣を笑わせた。

 愛弟子の活躍も励みにしている。昨年、腰の手術を経て日本女子オープンで復活優勝した原英莉花については「あれだけ駄目だったのがいきなり女子オープンで優勝したり(米ツアー予選会で)スコア誤記したり、やってることが分からない」と笑顔で話した。

 原には「5アンダー(67)を2回連続で出したらスランプ脱出と認める」と通告しているそうで「2年間1回もできていない。できないということはまだまだ下手。早くスコーンと抜けてもらいたい」とさらなるレベルアップを期待した。

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