高木美帆 1000メートル制し、2季連続種目別総合制覇

2024年02月04日 03:30

スピードスケート

高木美帆 1000メートル制し、2季連続種目別総合制覇
スピードスケートW杯最終戦の女子1000メートルで優勝した高木美帆(中央)=ケベックシティー(共同) Photo By 共同
 【スピードスケートW杯最終戦 ( 2024年2月2日    カナダ・ケベックシティー )】 女子1000メートルが2日に行われ、高木美帆(TOKIOインカラミ)が1分14秒19で優勝した。この種目で今季4勝目、通算7勝目を挙げ、1500メートルなどと合わせて29勝目をマーク。3季連続の1500メートルに続き、2季連続2度目の種目別総合制覇も果たした。男子は1000メートルで新濱立也(高崎健康福祉大職)が1分8秒34で同種目の自己最高に並ぶ2位となった。ジョーダン・ストルツ(米国)が優勝した。
 今季のW杯最終戦を快勝で締めくくった。女子1000メートルで高木は2位に0秒88差をつけてゴールし、ガッツポーズを繰り出した。「最初の加速でつかみかけているものがある」と穏やかな笑みで好感触を口にした。

 約2時間前には「少し違う種目の刺激を入れたい」と格下Bクラスの3000メートルで滑り、気持ちを新たに北京五輪で金メダルを獲得した種目に臨むと、200メートルと600メートルを全体2番目のタイムで通過し、最後は頂点へ立った。

 1000メートルは今季W杯で6戦4勝、2位が2度。2季連続の種目別総合優勝にも強いこだわりを見せず「(世界記録を持つ)1500メートルほど(体に)染み込んでいない。引き続きトライしたい」と技術向上に専心する。4日の1500メートルは参加せず、照準を定める今月中旬の世界距離別選手権へ備える。

おすすめテーマ

2024年02月04日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム