女子走り高跳び・高橋渚が大阪室内陸上大会記録で優勝 パリ五輪への道切り開く

2024年02月04日 12:11

陸上

女子走り高跳び・高橋渚が大阪室内陸上大会記録で優勝 パリ五輪への道切り開く
優勝して表彰台に上がる高橋渚(左から2人目) Photo By スポニチ
 【室内陸上大阪大会最終日 ( 2024年2月4日    大阪城ホール )】 女子走り高跳びは高橋渚(24=センコー)が大会記録を更新する1メートル86を跳んで優勝した。
 自己記録も更新した高橋だが「(1メートル)88を出せるつもりだったんですが、84で(バーに)かかっちゃったから納得できなくて。腕を使ってちゃんと弧を描きたいのにそこまで持って行けてない。86を跳べたのも覚えてないくらい」と反省の言葉が並ぶ。

 それでも「その状態でベストが出たというのは自力が上がっていると感じます」と手応えを話した。

 今年の目標はと問われて「パリ五輪です」とキッパリ返す。五輪標準記録は1メートル97だから「ポイントで32位までに入ること」が必要となる。今後は豪州に渡り、現地とニュージーランドの大会を転戦する予定だ。「1メートル80台後半を出して、(1メートル)90も跳んでその大会のポイントを取っていければ」と高橋。

 「自分は結構、消極的な方なんですよ。でも、そんなんで(パリ五輪に)行ける世界じゃないから行けるところまで挑戦して絶対出るんだって、絶対に」

 すでに1月27日にカザフスタンで行われたゴールドカテゴリーの室内大会で1メートル84を跳んで5位入賞。大きくポイントを稼いだ上に今大会のポイントも加わる。高橋は有言実行でパリへの道を切り開く。

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