【クロスボーダーラグビー】主力温存に東京ベイ・ルディケHCが苦しい胸の内を吐露「必要だった」

2024年02月10日 19:04

ラグビー

【クロスボーダーラグビー】主力温存に東京ベイ・ルディケHCが苦しい胸の内を吐露「必要だった」
<東京ベイ・チーフス>試合を見守る?マッケンジー(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【クロスボーダーラグビー2024最終戦   東京ベイ30―35チーフス ( 2024年2月10日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 リーグワン昨季4強とスーパーラグビー(SR)パシフィックの2チームによる初の国際交流試合は最終戦を迎え、リーグワン昨季王者の東京ベイはSR昨季2位のチーフスに30―35で敗れた。今季の公式戦では第6節を終えて3勝3敗の6位と苦しむが、王者としての意地を見せた。
 一方で主力数名を温存策やケガで欠いたチーム事情もあり、フラン・ルディケ・ヘッドコーチは「相手をリスペクトしていないわけではないが、ケガ人もいるし、温存も必要だった。3人のシニアメンバーは温存した。スマートに戦うことを決めていた」と苦しい胸の内も吐露。SR勢との強度の高い試合そのものについては「選手の成長には必要。ワールドクラスの選手と対戦することは大事」と理解を示した。

 初開催だった「クロス――」はリーグワン勢にとってはシーズン中、SR勢にとってはシーズン開幕前の時期と足並みがそろわず、非公式戦の扱いだった。大会を主催したリーグワンの東海林一専務理事も「4チームには一定の負担をしてもらい、素晴らしいラグビーを見せてもらった」と謝意を示しつつ、開催時期や方式などについては「どう直していくかが一番(の課題)」と話した。

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