【クロスボーダーラグビー】チーフスHC「日本のレベルに感銘」1勝1敗で遠征終え本音を吐露

2024年02月10日 21:22

ラグビー

【クロスボーダーラグビー】チーフスHC「日本のレベルに感銘」1勝1敗で遠征終え本音を吐露
<東京ベイ・チーフス>突進するチーフス・レイナートブラウン(中央)(撮影・吉田 剛) Photo By スポニチ
 【クロスボーダーラグビー2024最終戦   チーフス35―30東京ベイ ( 2024年2月10日    東京・秩父宮ラグビー場 )】 リーグワン昨季4強とスーパーラグビー(SR)パシフィックの2チームによる初の国際交流試合は最終戦を迎え、SR昨季2位のチーフスはリーグワン昨季王者の東京ベイに35―30で勝利。4日の埼玉戦は14―38で完敗したものの、連敗を阻止して日本遠征を1勝1敗で終えた。
 2週間後に公式戦開幕が控えるチーフスは埼玉戦から先発9人を変更。ニュージーランド協会が定める代表選手の出場時間制約により、この試合でも“ほほ笑みの貴公子”ことSO/FBダミアン・マッケンジーは欠場したものの、昨秋のW杯準優勝メンバーのCTBアントン・レイナートブラウンは先発し、前半40分間プレー。一時逆転を許し、残り5分から5点差に詰め寄られる苦しい展開も、何とかラグビー王国勢の意地を見せた。

 開幕前の大切な準備期間に、季節が真逆の日本で2試合をこなすという初の試みを終えたクレイトン・マクミラン・ヘッドコーチは「日本のレベルには感銘を受けた。私たちも試される試合だった」と振り返った。フィールドに立ってゲーム主将を務めたレイナートブラウンも、「質のいい選手が集まり、コーチ陣も国際経験がある。両チーム(埼玉と東京ベイ)が違うスタイルでプレッシャーを掛けてきた」と話した。

 「クロス――」は開催時期や方式に課題もあり、来年の開催は未定。主催するリーグワンは将来の公式大会化を目指す計画がある中で、マクミランHCも「このタイミングは望ましくないかも知れないが、良い面に焦点を当てるべき。上の立場の人たちが、いい判断をしてくれると思う」と期待を寄せた。

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