完全アウェーで惜敗…バスケ女子日本・恩塚監督「選手たちは頑張った。勝利に導けず反省」

2024年02月10日 04:12

バスケット

完全アウェーで惜敗…バスケ女子日本・恩塚監督「選手たちは頑張った。勝利に導けず反省」
日本代表の恩塚監督(AP) Photo By AP
 【バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選   日本75ー81ハンガリー ( 2024年2月9日    ハンガリー・ショプロン )】 バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選の第2戦が9日に行われ、日本(世界ランキング9位)は地元ハンガリー(同19位)に75ー81で敗戦。3大会連続の五輪出場決定は11日のカナダ(同5位)戦へ持ち越しとなった。
 地元ファンの大声援を受けたハンガリーに惜敗し、五輪切符はお預け。恩塚亨監督は試合後、「アウェーで難しいゲームだったが選手たちは頑張ってくれた。勝利に導けなかったことを私自身凄く反省しています」と選手の奮闘を称えつつ反省を口に。そして「研究されてる中で準備はしていたがそれを出し切れなかった。そこが敗因だと思ってます」と試合を分析した。

 11日にはカナダとの最終戦が待つ。第2戦を終えて全4チームが1勝1敗で並び、日本はカナダに勝てば2勝1敗で五輪出場が決まる。カナダに敗れた場合はもう1試合のスペインーハンガリーの敗者と1勝2敗で並び、順位は直接対決の結果によって決定。最終戦でスペインが敗れた場合、日本が直接対決で上回るため(第1戦で勝利)、日本は五輪切符を獲得する。

 指揮官は悔しさを見せつつも、最終戦へ向けて「下を向かずに自分たちがやってきたことを信じて、もう一度仕切り直してチーム一丸となって戦いたい」と前を向いた。

 日本は32ー32の同点で前半を折り返すと、第3Qに逆転を許しその後は一進一退の攻防。第4Qも接戦の展開が続いたが、徐々にリードを広げられて敗れた。

 ▽バスケットボール女子パリ五輪世界最終予選 中国、ベルギー、ブラジル、ハンガリーの4会場で8~11日に開催。16チームが4組に分かれて総当たりのリーグ戦を行う。既に出場権を得ている開催国のフランス、22年W杯優勝国の米国が入る組は、この2カ国を除いた上位2チームが出場権を得る。パリ五輪は12チームが参加。21年東京五輪銀メダルの日本の入ったハンガリー開催の組はスペイン、世界5位のカナダ、世界19位の地元ハンガリーが同居。国際バスケットボール連盟(FIBA)が公式サイトで“死の組”と紹介する激戦グループだ。日本は11日に最終戦でカナダと対戦。4カ国中上位3位に入れば、3大会連続の五輪切符を獲得する。

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