照ノ富士が実戦稽古再開 動きを試しながら宝富士と11番「まだ始まったばかり」調整に焦りなし

2024年03月01日 14:55

相撲

照ノ富士が実戦稽古再開 動きを試しながら宝富士と11番「まだ始まったばかり」調整に焦りなし
宝富士(左)と三番稽古を行った照ノ富士 Photo By スポニチ
 大相撲の横綱・照ノ富士(32)が1日、大阪市東成区の伊勢ケ浜部屋で春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向けての実戦稽古を再開した。
 十両・宝富士(37)を相手に11番。押して一気に前に出たり、四つに組んでじっくり攻めたりといろいろな動きを試しながら取った。後半は立ち合いで右を差して左前ミツを引く得意の形を繰り返し練習。そのまま一丁押しを5本行って立ち合いの当たりも確認した。

 初場所は琴ノ若との優勝決定戦を制して自身9度目の優勝。激闘による体のダメージは大きかったようで、2月中は相撲を取らずに基礎運動や筋力トレーニング、一丁押しなどで調整を進めてきた。「先場所の疲労が取れなくて…でも体は動かしてきました」。徐々に体を慣らし、ようやく本格始動となった。

 3月に入り、初日まで10日を切った。「まだ始まったばかりだからね」と焦りはない。連覇を狙う春場所へ、横綱がここからペースを上げていく。

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