【リーグワン】昨季王者・東京ベイが新年度入団選手会見 帝京大主将の江良颯「日本一に貢献したい」

2024年03月01日 17:40

ラグビー

【リーグワン】昨季王者・東京ベイが新年度入団選手会見 帝京大主将の江良颯「日本一に貢献したい」
東京ベイの新入団選手会見後に記念撮影を行う(前列左から)山田響、為房慶次朗、イジー・ソード、(後列左から)広瀬雄也、溝渕元気、フラン・ルディケ・ヘッドコーチ、江良颯、梁川賢吉 Photo By スポニチ
 ラグビーリーグワン1部で昨季王者の東京ベイは1日、千葉県船橋市で新年度入団選手会見を開いた。
 現在4位に付け、リーグ2連覇へ突き進むチームに加わるのは、プロップ為房慶次朗(明大)、イジー・ソード(拓大)、フッカー江良颯(帝京大)、フランカー梁川賢吉(筑波大)、SH溝渕元気(関大)、CTB広瀬雄也(明大)、ユーティリティーバックス山田響(慶大)の7人。

 オレンジのファーストジャージーに身を包んだ7人は、FWとバックスに分かれて登壇。すでに先月の国際交流試合・チーフス戦で東京ベイの一員としてデビューしている江良は「このチームの文化や伝統を学び、いろんな先輩のプレーなどを吸収して、少しでも早く試合に出て、日本一に貢献したい」と抱負を語った。

 そのチーフス戦では後半途中から出場すると、スクラムでは相手のペナルティーを引き出し、ゴール前のチャンスでもトライまであと数センチに迫るボールキャリーを見せた江良。世代屈指の2番として、複数のオファーを受ける中で東京ベイを選んだ理由については「一番は(マルコム・)マークス選手がいるから。世界一のフッカーから学びたい」と今季はケガのために登録を外れているものの、来季は復帰予定の南アフリカ代表フッカーの名前を挙げた。

 各ポジションごとに世代を代表する選手を計7人も獲得した東京ベイは、新年度入団選手の獲得競争においては“勝ち組”との評価が高い。会見に同席した石川充GMは「本当にいい採用ができた。(昨季)優勝したから来てくれたのではなく、優勝前に採用が決まっている。前川(泰慶チームディレクター)らリクルーターがチームの良さ、方向性をしっかり説明してくれたから」と採用担当者にねぎらいの言葉を贈った。

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