西郷真央がこの日ベスト66で単独首位浮上!雨ニモマケズ ボギーなし6バーディー奪取

2024年03月01日 17:08

ゴルフ

西郷真央がこの日ベスト66で単独首位浮上!雨ニモマケズ ボギーなし6バーディー奪取
<ダイキン・オーキッド・レディース・2日目>9番、ラウンドを終え笑顔を見せる西郷真央(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース第2日 ( 2024年3月1日    沖縄・琉球GC=6595ヤード、パー72 )】 2打差2位から出た西郷真央(22=島津製作所)が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、通算11アンダーの単独首位に立った。22年に続く大会2勝目へ、好位置で決勝ラウンドを迎える。
 2年ぶりに帰ってきた思い出の舞台で、西郷が躍動している。土砂降りの雨も降る難コンディションの中、ボギーなしの6バーディーと見事なラウンド。「天気予報通りの悪天候だったので、しっかりとコースマネジメントすることが今日の課題だった。そこはしっかりとクリアできたかなと思います」とうなずいた。

 10番パー4で残り138ヤードの第2打を9Iで1メートルにピタリと寄せてバーディー発進。15番では右ラフから目の前に木が立ちはだかる中、「高さは問題ない」とPWを握り、計算通りに133ヤードを5メートルにつけてスコアを伸ばした。

 今季からツアーで出る公式スタッツだけでなく、自身で飛距離や着弾点を記録し、ミスの傾向などを分析している。「しっかり数字を出すことによって明確になっている」。雨でスピンコントロールなどの難易度も増す中、シチュエーション別の飛距離を正確に把握しているからこそ、自信を持って攻め方やクラブの選択ができる。

 昨季は11月に1年6カ月ぶりに6勝目を挙げた。ティーショットが大不振に陥りながらも、「死ぬ気でやってきた」とつかんだ復活V。その後は予選会を突破し、今季は目標としていた米ツアーを主戦場とする。ただ、今大会は「絶対に出場したいと思っていた」と参戦を決断した。22年大会を制したが、昨年は同時期に開催された米ツアー出場権を得てディフェンディングとしての出場を断念したためだ。

 自身の“大会連勝”を目指す戦いでも1週間。22歳は「日本ツアーに出るからには、良い結果を残したい」と語る。ツアー初優勝を飾った思い出の大会でふたたびトロフィーをつかみ取るべく、最高の位置で決勝ラウンドを迎える。

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