二所ノ関部屋に入門した報徳学園出身の今村が2日の新弟子検査を前に抱負。「5年以内に関取に」

2024年03月01日 23:42

相撲

二所ノ関部屋に入門した報徳学園出身の今村が2日の新弟子検査を前に抱負。「5年以内に関取に」
今村圭吾と握手する二所ノ関親方                                Photo By スポニチ
 大相撲の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が1日、このほど二所ノ関部屋に入門した兵庫・報徳学園高3年の今村圭吾と西宮市の同校を訪れた。
 今村は兵庫県伊丹市出身で、相撲好きだった父の影響で小学6年から地元の相撲教室で相撲を始めた。2017年春場所千秋楽。チケットが入手できず大阪府立体育会館の外でスマホで師匠の優勝を観戦し「格好良いなと思った」とプロ入りを目指した。

 報徳学園では、昨年3月の全国高校選抜大会(高知)で個人8強、10月の国体少年の部では個人16強の実績を持つ。2日の新弟子検査を前に「やっと憧れの力士になれるので、わくわく、不安な気持ちもある。突き押しを磨いて頑張って5年以内に関取に上がりたい」と目標を掲げた。

 1メートル80、115キロで突き、押しを得意とする。今村は「高校では下から起こす相撲を教わった。大相撲でもそれを意識していきたい」と話す。1日から大阪場所宿舎で相撲を取る稽古も開始。二所ノ関親方は「前に出る意志を感じて大相撲向き。体ができれば面白くなるなと思いました。期待もありますし、まずはしっかり基礎をやって体をつくること。揺るがない下半身が必要。年6場所戦える体作りが大事」と話した。

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