朝乃山30歳の誕生日に誓い新た「まだ30、まだいける」「もっと上を目指して頑張らないと」

2024年03月01日 17:14

相撲

朝乃山30歳の誕生日に誓い新た「まだ30、まだいける」「もっと上を目指して頑張らないと」
ぶつかり稽古で三段目の朝翔(手前)に胸を出した朝乃山(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の幕内・朝乃山が1日、大阪市中央区の高砂部屋で春場所(10日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向けての稽古を行った。
 前日は荒汐部屋、一昨日は二所ノ関部屋に出向いて充実の稽古をこなしており、この日は相撲を取らず鉄砲やすり足などの基礎運動に終始。ぶつかり稽古では三段目・朝翔(20)と幕下・深井(26)に胸を出した。

 この日は30歳の誕生日。節目の年を迎え「年齢で言うと中堅の方になるけどまだ腐りたくない。もっと上を目指して頑張らないといけない」と決意を新たにした。

 「昔は寝て起きたら疲れが吹っ飛んでいたけど、今はそういうことがない」と、もう若くないことは日々感じているという。それでも「30歳で優勝している人とか、20代の時より力を出している人も見てきているので、自分もそれを信じてやるしかない。“まだ30、まだいける”という気持ちもあります」とさらなる進化を誓った。

 今場所の番付は三役復帰目前の西前頭筆頭。直近4場所中3場所は15日間皆勤できておらず、左上腕や左ふくらはぎ、右足首などいろいろな箇所のケガに苦しんできた。「ケガするのは稽古不足だと思うので、しっかり稽古して初日に合わせていきたい」と反省を生かす。「今場所は横綱大関とも当たる。自分から攻めていけば勝機はあると思う」。大学4年間を過ごした“ご当所”大阪の地で臨む15日間へ気持ちを高めた。

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